ウォールナットの無垢材

2020/4/7

弊社では主に不燃材で加工を行っておりますが、不燃材以外の素材として、MDF、無垢材なども加工を行います。なかでも無垢材は、家具や什器の前板や扉と行った箇所での需要が多く、木目の雰囲気、高級感、ツキ板ではなく木材を使うといったケースがほとんどです。

ウォールナットの産地はアメリカ東部及びカナダのオンタリオ州など。特に、ミズーリー、オハイオ、インディアナなどが主産地になります。木質は重硬で、狂いが少なく、木肌は粗いが、仕上げ塗装はよく馴染み、加工は美しく仕上がる。古くから高級材として知られ高級家具 や工芸品として用いられる。ほかにも、ドア材、造作材、フロアー材、内装パネル材など用途は幅広い木材です。

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無垢材の板には、いくつかのパターンがあります。ひとつは、「無垢材のそのまま」のもの。ふたつめは、集成材を製作するときに「フィンガージョイント」と呼ばれる方法(写真右)、みっつめは、「横ハギ」(または幅はぎ)と呼ばれる方法(写真左)です。ともに専用の接着剤で接ぎ合わせ、集成することにより、小さな木材まで利用することができ、資源の有効活用にも繋がります。
特徴として、無垢材そのままでの加工は板を製作する際に、大きく取れない可能性があり、また取れたとしてもコストがかなり高くついてしまうケースがあります。

通常、無垢材は「ハギ」を行うことで、板状にさせるのが一般的になります。同じ樹種で、異なるロット(丸太)を使用し、悪い部分(節など)を外して板状にするために細長い材料を作ります。それを組んで繋ぐという技術です。

フィンガージョイントは、無垢材の長手の小口をギザギザと加工し、つなげていくために用いられる手法になり、ブロックを長さ、幅と短いものを使用できます。デメリットとしては、横ハギに比べ見た目の印象はうるさく感じます。

横ハギは、長い材料を長手方向につなげることでなるだけ一枚物に近い雰囲気で見せることができ、弊社はこの横ハギの板状のものを使用するケースがほとんどです。

繋いでつくられたといえども、無垢材には代わりありません。なので、木材特有の伸び縮みは、空間の環境の空調や湿度、温度によって発生し、場合によっては割れなども発生する可能もあります。そこが無垢材の味になり、使用を懸念する際は使用そのものを変えることも選択肢だと考えます。

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