特注柄の掘り込みパターンvol.4

2020/5/25

こんにちは。

特注柄の掘り込みパターンについて、今回は全4回のうちラスト!

『C:特殊な彫り込みの3D彫刻詳細・コスト』の回となります。

1週目 ①特注の掘り込みパターン

2週目 ②A:柄を掘り下げる掘り込み 詳細・コスト 

3週目 ③B:柄を浮き立たせる浮き彫り 詳細・コスト

4週目 ④C:特殊な彫り込みの3D彫刻 詳細・コスト(今回)

それでは第4回目、スタートです!

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【C:特殊な掘り込みの3D彫刻】

こちらの掘り込みは『A:柄を掘り下げる』と似ておりますが、
加工方法が異なるため見え方もかなり異なります。

3D彫刻とは柄により加工の幅や深さを調整することで
元の柄を崩すことなく加工することが実現可能となっております。

幅や深さを調整していることがわかりやすいのが、下の2枚の画像です。

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1枚目は和柄の七宝繋ぎになります。

v形状の刃物が深さ方向を放物線状に動くことで表現できる形です。

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2枚目は葉っぱ形状に加工しておりますが、こちらは先ほどの七宝繋ぎの加工方法+αの状態です。

深さ方向を放物線情に動く+左右方向にも動くことで葉っぱの動きを表現できています。

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こちらの写真、左右で違いがあることが分かりますか?

紫陽花がモチーフとなっておりますが、花部分及び葉っぱ箇所左右で違いがあります。

花部分はひとひらの表現、葉の部分は葉脈を見ていただければ違いが見つけやすいです。

左右同じイラストレータのデータ、同じ刃物を使用してますが加工の方法が異なります。

左側:ただ普通に刃物が一定深さ彫り込んだだけ

→花部分は形が崩れ、葉部分は見え方がぼてっとしてます。

右側:3D彫刻にて、深さ幅ともに調整あり

→花部分は花びら1枚ずつの形が保持され、葉部分は葉脈に抑揚がついてます。

加工の方法を変えるだけで、加工幅や深さにランダム感を持たせることで陰影のメリハリやモチーフを忠実に、また風合いを引き出すことが可能です。

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過去事例では、花柄や絵画柄を掘り込みたい場合、または文字を彫る際に使用することが多いです。
ちょっと変わった文字や、額の少しブレた細かい表現もできます。

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ごく稀にですが、刃物の形状を変えて行うことも。
また少し違った見え方になりますね。

この様に、前回前々回とは全く違う加工であることがおわかり頂けましたか?
ちなみにコストですが形状によりピンキリとなるため、3D彫刻の際はお問い合わせください。


以上、今回を含め全4回全て終了です!

特注の掘り込みパターンについて少しでも皆様にお伝えできていれば幸いです。
コラムを読んでの疑問点や、その他のお問い合わせなどいつでもお待ちしております。

お問い合わせはこちらから。

4週にわたりお付き合いいただき、ありがとうございました!

森永 姈華