デザインのリクエスト依頼を受けてからご提案までの流れ

2021/2/1

デザイナーよりデザインパネルの製作リクエストがきますが、その8割は、なんとなくのイメージ写真です。

きちんと図面化されているケースはすくなく、漠然と「こんなイメージできますか?」がほとんどです。

弊社がビスポーク製品(特注品)がメインになり、既製品より多く取り扱っていますが、これまでのノウハウもあってたか、そういうリクエストが増えております。

流れ

デザイナーよりリクエストをいただくと、まず弊社より過去の事例写真や試作写真を共有し、デザインの方向性を決めます。

確認する内容として、

・雰囲気にあう凹凸具合

・コスト感 (デザインは最高。でもコストが合わないでは意味がありません。)

・スケール感 (ディテールやコストを決める大事なところです。)

・以前作ってみた感想やイメージの確認 (ディテールの詰めの作業が主です。)

デザインの提案

いきなり3DCGを起こす前に、手書きでラフスケッチを書きます。

今回は、斜めになるパネルで、製造工程やどう作るかをまとめました。

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スケッチ段階では、ディテールの詰めをしっかります。

今回の件は、高低差の確認、もちろん見積りやコスト内で納まる範囲でご提案します。

今回は、ラフスケッチで確認後、3DCGでご提案ではなく、実物サイズによるモックアップを製作しました。

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結果

デザイナーに、弊社のデザインパネルの製造工程を把握しておいて欲しい、ということではなく、弊社がおこなっている提案の流れを知って欲しいと思っております。

デザインパネルをつくることを毎日やっているので、デザインパネルについてはデザイナーよりも知識があります。

「このデザインならば、こういう切削方法がベスト」や「深さを変えて抑揚を出そう」などです。

私たちは線描のデータを立体に、よりいい雰囲気に仕上げることができるので、イメージ段階のふわっとしたアイデアをご相談を希望しております。

たまにですが、図面化された完璧な状態でデザインのリクエストをいただくこともありますが、リクエストを叶えることができないケースが多いと感じています。

理由は、「デザインが決まっていて、コストもきまっている」ケースが多いためです。

デザインは変えれない、コストは上げれないの八方塞がりです。もちろん、その中で弊社がコスト内で製作できる、となれば問題がないのですが、そういうケースは過去に多い方ではありません。

弊社の提案は、どちらかと言えば、イメージのデザインに近い雰囲気で、コストも考えながら提案することを得意としております。

弊社では、ELEGANT PLAN+DESIGN と題したデザインサポートをご提案しています。

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ELEGANT PLAN+DESIGN コンセプト

ElegantWoodはこれまで数多くデザイナーのリクエストをカタチにしてきました。

例えば、複雑なデザインに天然木ツキ板練付け、数ミリ単位の繊細なレリーフパネル、コンセプトをそのまま具現化したようなシンボリックなデザインなど、デザイナーのさまざまなニーズに応えてきました。

これからは、過去に数多くのプロジェクトをデザイナーをサポートしてきた実績を活かし、 ElegantWoodが”壁のデザイン”からご提案いたします。

ご検討中のデザイナーから、プロジェクトのコンセプトやデザインイメージをお伺いし、イメージに合う凹凸のデザインや表面の仕上げをご提案し、デザイナーをサポートいたします。