角リブの可能性
ElegantRibの中で、ElegantRib角が一番サンプルや製品の受注をいただくことが多いです。
おそらく理由は、シンプルで使いやすさ、和な雰囲気もありつつ、使える用途が幅広いことが理由として考えられます。
また、ほかのリブと比べても事例が多く、塗装から天然木ツキ板の練り付けも可能で、幅広く対応が可能なことも考えられます。
見慣れた形ですが、パネルの外周を変えたり塗装の仕方や、普段使われていないような特徴的な樹種のツキ板を貼ることで、今までにない個性的な表情を魅せます。
まだまだ可能性を秘めたプロダクトだと私は考えており、過去の試作をご紹介したいと思います。
ツキ板の節
天然木ツキ板で、あえて節有を使った試作です。並べて貼る(スリップ)ではなく、木目の色がばらつく(ランダム)ようにしました。ルーバーを並べたニュアンスで使用でき、単調にならないので比較的によくご提案させてもらっております。


一部に色を指す
表面の一部にアクセント的にゴールドを指した試作品。黒系のツキ板(写真はウェンジ)になり、ゴールドとの相性はいい感じです。

凹みの色を変える
同じく一部分だけ色を変えた事例。下がり壁の案件で連続した繋がりの場合は、塗る面を変えより不規則感を出します。箇所の問題だけなので、いくらでも変化を作ることは可能です。

凸の木目を変える
ルーバー上にしてツキ板の樹種を変えた事例です。ベースは黒で統一し、ツキ板を4種類使用しました。実際に納品させて頂きました。

角リブ+ラグウェッジ
一番高い箇所にNAGURIを彫り込み、ツキ板を練り付けした事例です。さらに色合いをランダムにすることで、デザインとの調和を狙いました。まだ事例がないので、ぜひ!

ランダムの事例
木の樹種を変え、下がり壁に使用した事例です。連続するため数パターン設計しました。

縦に使う
一番シンプルで綺麗に使用していただいた事例です。照明とのバランス。木目の統一感、黒系(ウォールナット)で重厚感と高級感があります。

ランダムのルーバー
木目、原色系を組み合わせたアートの事例です。一本づつ製作しベースに張り合わせユニット化して納品しました。

丸いアート
表面の凸の表面を色を変え、凹みを黒でリブが交わるところは交互になるようにしたアートの事例です。

ELEGANT PLAN新作
ELEGANT PLANの新作です。緩やかなアールに加工しました。リブのピッチを合わせているので、交差するところが違和感なく綺麗におさまります。


ご紹介させてもらった角リブの可能性ですが、ほんの一部のご紹介にすぎません。
エレガントウッドは、デザイナーの頭にあるふわっとしたイメージをお知らせいただければ、デザインからご提案しております。
角リブに限らず、デザインや仕上げの可能性は、まだまだいろんな可能性があると思っております。引き続き試作もたくさんやっておりますので、お考えのデザイナーさん、案が固まる前に是非ご相談ください。
*オンラインでの打ち合わせも増えており、ホームページでご紹介していない試作や事例などご案内させていただきます。